第7日目
Vienna ウィーン市内観光1日目
子供たちは朝からゲーム。ウィーンに来てまでゲームをせんでも・・・。
今日はringの中を回ってみる。王宮、博物館、その他もろもろ。シェーンブルン宮殿は明日、行く
ことにする。
ringの内側。場所は不詳。白馬に引かれた馬車を見つけた。
王宮。
リングの中は銅像だらけ?右はヨーゼフ広場のヨーゼフ2世の銅像。
撮影禁止の某施設内で撮ったので場所は内緒。ストロボはもちろんOFF。画像処理のみ。
お客がいなくて暇そうにしていた馬車。
どこかで見たような広告。ウィーンにも2両連結の路面電車があるのか。 左が”タウ”で、右がDVDのCMらしい。
何とかという門。
マリア・テレジアの像。
今日のイベント:Heiligenstadt Grinzing ハイリゲンシュタット・グリンツィングへ
駅のホーム。後方は貨物列車のヤード?
Heiligenstadt駅の構内で見つけた変な"SUSHI"バー。春巻きとかチャブニチュード7 クラス(某経済新聞参照)の変な食事多数。オーストリアには海は無い・・・。
そしてしていよいよ、グリンツィングGrinzingに向かう。天気は相変わらずの雨。ベストシーズン に来たいものだがお金がかかりすぎる。グリンツィングは聞いていた通りの高級住宅街であった。 駅前から38Aのバスにのり4つ目のバス停で降りる。バスは10-15分毎には出ているようである。 少しGrinting駅の方向に歩くとそれらしき表示が出ている。
ベートーベンハウス(引っ越し魔だった彼の家は何軒もあるが)のうち、遺書の家は記念館で16:30 までopenということだが入っても誰も居ない。記念館らしきところには鍵がかかっている。 そうこうするうちに隣の家(?)を尋ねてきた現地のおばさんが、まだcloseしていないから、事務所の 呼び鈴を押して鍵を開けてもらったらというご託宣。さっそくやってみたが誰も出てこない。その うちおっさんが出てきて何も言わず記念館の鍵を開けて中に入って行く。おばさんは、あそこだ、 と指さす。記念館に入るとさっきのおっさんが"until 10 minutits"とぼそっとつぶやく。やっぱり このおっさんが管理人だった訳だ。まるで商売気が無い。しっかり一人10ATS取られた。Vienna Card を見せたが首を横に振って使えないという意志表示。
その後、山手の方へ向かいBeethovengang(ベートーベンの小道)を捜す。本当にたいしたことない小川だった。しか し、この小道を散歩しながら彼は交響曲「田園」の構想を練ったといういわく付きの場所なのである。
バス通りに戻り、再び38Aで今度はGrintingまで向かう。38番トラムの終点で、少しは賑やかな雰囲 気がある。バス通りの両側にホイリゲが軒を連ねている。4月にならないと開けない店もあるようだ。
担当らしきおっさんに聞くとメニューは無いという。その後に出てきたおばさんはメニューはあると
いう。一体どちらが正しいのだ?そのうち、おっさんが何を飲むのか、と英語で聞いてきた。
ここはホイリゲといってワインを飲む場所だ、と当たり前の講釈を垂れたあと、何を飲むか聞いてきた。
「白ワインが飲みたい」
「どれを飲むんだ」「これ、と指さす、ホイリゲと読めたので」「何を食べる」
「セルフサービスじゃないのか」「メニューを見て指示してくれたら持ってくるよ」
「どれが良いのかよくわからない」
「じゃあ、ここの今日のお勧め郷土料理のコースが良いよ」「それで良い」「子供には」
「ブドウジュースがあるよ」「それにしてくれ」・・・、と思しき会話と担当のおっさん(兄ちゃんと
言った方が良い年みたいだった),と”英語”で交わした。最初からドイツ語をしゃべるお客とは判断
されていなかったようだ。
料理の名前は良くわからなかったが、おそらく"Zwiebelrostbraten(牛肉のロースト+玉ねぎ 炒めソース)"がメインのコースだったと思う。(絶品の白ワインの飲み過ぎでよく覚えていない のが本音。)料金はチップ10%+VAT17%込みで当時の日本円で約8000円(大人2人、子供2人) くらいだったと思う。カツレツを食した覚えは無い。写真のおっさん二人は途中から登場して 生演奏してくれたコンビ。リクエスト曲に応じる時はチップをあげていたように思う。日本人 だとわかっていたらしく、日本の曲も何曲か弾いていた。
(2019年追記)Wikipediaでこんな記事を見つけた。この方たちだった ようだ。「夕方以降のホイリゲにいくと、バイオリンを主体とした小グループによる郷土音楽の 演奏によく会う。これがシュランメル音楽である。」