第5日目
Austria Vienna ウィーンへ移動
ホテルからNice Cote de Azur airportへバスで移動。バスはSNCF Gareと海岸に近いバスセンター? から出るそうだが、Gareは結構距離があったので、バスセンター?に行ってみる。Niceの全体地図を 見ても必ず出ている広い通り沿いに在るそうだがさっぱり分からない。
中央分離帯(といっても、日本の一般道の中央分離帯とは全く異なる。一番印象が近いのは札幌の大 通り公園か。何しろ上り下り2車線ずつの道路の真ん中に幅50m位の公園があるのだ)で一休みして、 地図(もちろんフランス語。昨日のうちにNiceのSNCF Gareそばのiでもらった)を見て何とか空港行 きのバス停を見つける。何がバスセンターだ!日本で有名なガイドブック(名指しは避けるが)の記 述とは全く異なっていた。実態は200m四方の道路のあちこちに、各方面行きのバス停が点在していた。 (バスセンターは本当はあったのかもしれないが、それらしき建物は見あたらなかった)
ここからのバスはNiceの海岸沿いの道をずっと通って空港に向かう。こちらの路線の方が見晴らしが 良い。Gareに行くバスではなく、行きがけもこの路線のバスに乗るべきだった。かのネグレスコの前 を通って、やがて空港到着。
前にも書いたが、Nice空港は国内線と国際線のターミナルが2km位離れているので要注意。バスが最初 に立ち寄るのは国内線のNO.2ターミナルで、その次に立ち寄るのが国際線のNO.1ターミナルである。
ここで少し私の失敗談を。以前、仕事でしばらくNice近郊に滞在した時のことである。チケットが
ノーマルであったことを良いことに出張は延長になるは、飛行機は何回も変更するはで、すっかり混乱
していた。EU入域はフランクフルトだったからNice入りは当然国際線ターミナル到着である。ところが
帰国時はシャルル・ド・ゴール発に変更していたのだから、当然Niceからはの便は
国内線NO.2ターミナルを使用する。しかし、やっとの帰国にすっかり舞い上がっていた私は出張先の会社で呼んで
もらったTAXIに"Of cource,International terminal"と叫んでしまっていた。当時はNO.1~NO.2ターミ
ナルを結ぶ無料シャトルバスの乗り場も分からず、大きな荷物をカートに載せてNO.1->NO.2ターミナル
まで汗だくになって移動した。このことはおそらく一生忘れないだろう。
ついでにもうひとつ。前回の訪問時は何とカンヌ映画祭の1週間後で、もう辺りはすっかりバカンス
シーズンであった。往復Air Franceという豪勢なフライトであったが、日本の旅行会社(名前は伏せる)
も、最初に電話したAFのParisオフィスのマダムも"It is not secessary re-confirm."と言ったが、
バカンスシーズンだし、どうも嫌な感じがしていたので、帰国の1週間前と前日に敢えてParisのAFに
re-confirmの記録をさせた。
・・・で、これがビンゴ!Nice airportのAFオフィスのマダムにチケットを見せてチェックさせたとこ
ろ"No reservation for you!"とぬかしやがる。これではシャルル・ド・ゴールに行けないではないか!
、とそこで必殺、前の晩に無理矢理re-confirmさせたAF Paris officeのマダムの話をすると、Niceの
AFオフィスのマダムはデスクの左端にある別の端末をやおら操作し始めた。約1分後、マダムの言葉。
"I am sorry."
Air Franceでもバカンスシーズンはre-confirmした方が良いというお話。その場でAFのノーマルチケット
(高いんだぞ!!)に、予約変更の裏書きをさせて、成田までの搭乗券を発券させた。ふぅ、何てこっ
たい。
話を子連れの旅に戻そう。Nice<->Viennaの便は1日1往復しかないことは前にも書いたが、今度は定刻 で来てくれた。今度もLaudaはメニュー付きの食事が出る。今度はメニューと内容が合っていた。48人 乗り?の小さなジェット機だが、ガラガラ。雨のVienna空港に到着。ううっ寒い。やはり南フランス の気候とは大違いだ。
Vienna ウィーン市内へ移動
シャトルバスに乗って市内へ向かう。mitte-airport stationより地下鉄U4でFriendenbruckeまで。 フランクヨゼフ駅前にホテル"ベルビュー"はあった。ここも全くの欧州タイプのホテル。
どこかのWebであまり良く ない評判を聞いていた。互い違いのドアは少し変な感じがしたが、ファミリールームということもあっ てか2室続きの部屋。ベッドはダブルベッド+エキストラベッドであった。向かいの駅の中にはスーパー、 銀行、マクドナルドもあり。写真はホテルの部屋から中庭(裏庭?)を撮った。なお、屋根の上の 白いものは雪。
電話のケーブルはベッドの裏から出ていて形式不明だったが、電話機への接続はUSAモジュラーRJ-11。
PBXでもなく、モデムテスターの表示もOK。プロバイダへの接続も問題なかったが、ここでもWWWサーバ
にしか接続できない。
せめて自分のWebにmail送信フォームを仕掛けておくべきだったか。
Ringから離れているせいか、店はほとんど18時でcloseしており、やっとChineseの店を見つけて夕食。
20時近くのこと。それにしても華僑の方は世界中どこに行っても逞しく生活しておられる。全く敬服
する限り。